2016年03月18日

株式会社老舗♪

株式会社老舗♪




●株式会社老舗

あのFBのキャラは何なんですか?
そのように言われて…

ゴメン!

いや。。。
ホント諸事情があって…

そんな会話で盛り上がった日本橋三越だった。。。
時間を見つけて専門店も見てきた
思った通りのことが起きていた

やはり心を鬼にして語らなければいけないと…
流通は平成になり崩れ始め百貨店再編あたりからか
専門店も崩壊していった

面白いよね
小売業の大手の再編の時代に
個性的な専門店も崩壊する

業界の委縮は一気に始まる
きっかけはネットの幕開けだと言う人もいるが
実際はネット通販で崩壊したとは言えない

何が悪かったのか?
それは『人』だろう
人材育成を甘く見た業界が勝手に滅んでいったに過ぎない

僕はFBで毎回専門店を探しモノを買おう!
これを言っているが…
いまの現状は『株式会社老舗』になってしまっている

お茶屋さんはスタッフですら袋詰めされたお茶の中身をしらない
これはどこどこの産地の1番茶で…
そんな説明は袋に描いてあることだ…

鰹節の専門店に行けば…
創業何年…薩摩の本枯れ…
極薄削りの血合い抜き…

それもまた袋に描いてあることだ
試食すら袋を破って喰わす程度…
売れない時代だから700円程度のお試しを前面に押してみたり
買いやすい低価格帯が一番儲かる設定の商品だったり…
結果的に見て一発屋商売に方向転換する

株式会社老舗の薄っぺらさ満載がプンプン香りじわじわ味わえる
専門店に立つスタッフはパートさんだ
モノを知ら無いエプロンさんだ…

この真逆がたまに存在するから面白い
お茶屋でも和食のお店でもいいだろう
若い子が異業種から飛び込んだ人たちが…

本当に頑張って勉強して
足を運んで情報に味を交えて発信していく
体験型のお店を展開する人たちが僅かながらにいることも事実だ

そこもやっぱり『人』なんだと思う
老舗で働く『パート』さんが悪いわけではない
僕だってパート店長で数字を出した時代もあった

お客様からお金を頂くことは
パートだろうが代々続く老舗の店主だろうが…
そこは関係ないことだ

物販の人間がお客様にモノを渡す場合
添える情報はオマケかもしれない
でもそこが値段を飛び越えた何かになるように…

販売の人間は気持ちを添えて
物売りに命を懸けてもらいたいと思う
お金と笑顔を頂けること

物販の人間もまた幸せである
プロの販売士が育つこと
これが職人さんに造る機会を与える大切なことだと思う

販売スタッフをやっている方
または以前やったことがある方がいたら
もう一度このことを考えて欲しいと僕は思う

写真は高級茶産地と呼ばれた『天龍』
在来の茶園だ…
いまもまだ…ポツリポツリとこのような茶園を見ることができる

日本橋三越でお会いできた方々に感謝!
多くの事を学ばせて頂きました

ありがとうございます


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