2015年09月20日

ヒット商品の作り方♪

ヒット商品の作り方♪




いまの小売業でヒット商品と呼ばれるモノ

どんなものがあるだろうか?

1000個あって1年後に残るものは3個と言われている

解り易く言うと…
すべての商品は1発屋の芸人みたいなものだ

ぼくの扱う商品
昨年から売っている商品

例えばお茶
お茶も何種類もあるがどれも売れている

かつお節になまり節
利尻昆布からこぶにゃん
ひじきにメカブにもずくまで…

ぼくの扱うものは全て売れ続けている

ではなぜ売れ続けるのだろうか?

それは扱うすべての商品が『普通』にいままであったモノ
どこのお店にでもあったモノ

最近見なくなったり…
最近のモノは何か味が違うよね?
そのように疑問視されてきたモノを丁寧に販売し続けただけの話だ

よく聴かれる事

良いスーパーってどんなスーパーですか?

これについて答えると

『普通のスーパー』が一番いいってことになる

その『普通』とは何ですか?
って聞かれた時に答えること
『野菜』『肉』『魚』これが普通に置いてあることだ

生鮮3品が崩れたらそのスーパーは終わりだ

テレビで何かブームをつくる
例えば今で言えば『オイル』とかが特に怪しい♪

あーいったものは店の特色を出しやすい

むかしはスーパーの差別化…まあスーパーじゃなくてもだけど
それは地方の小さな加工業者など珍しい加工品を扱う店が注目された
近年は輸入品を多く扱うお店が注目されてきた

輸入品が高品質なのか?
これは海外に住んだことのある人ならば絶対に解ると思う
日本の食生活のレベルは非常に高い

海外で海外の食品ならばまだ解るが
日本でその値段を出して輸入品を買うのはどーなんだろーか…

逆に海外に行った人たちからすれば
日本の『普通の食品』が海外だとべらぼうに高い

これは海外に限った話ではなく日本でも同じだ
田舎で値段が付かないモノが都会では高い

商売は差益で儲けるモノ
いまはネットの時代だからこそ
情報が早いから地方からの通販も伸びやすい

今度はそうなると誰もが通販を始めたくなる
いままで売れなかったモノがクチコミで広がる
一時的に爆発的に売れ有頂天になるだろう

しかし続くことは無い

それは何故かと言うと『商品力』を知らないからだ
自分の扱う『商品』の『商品力』をキチンと分析する事
他者(他社)と比べて品質と価格はどうなのか?

これが出来ていれば必ず売れ続けると言う話だ

モノを売るということはモノを知らなければ売ることはできない

モノを知るということはあなたの人生でいくら無駄使いしたか?
どれだけ商品開発をしてロスにお金を突っ込んだか?
最初から売れるモノを作り続けた人はいない

だから商売というものはやるもんじゃないと僕は思う

一時的に売れたとて…
必ずババを掴むことがある
そのババ抜きに負けた時…あなたのすべてが一瞬で終わる

人の為にどれだけ尽くしても…
あなたのことをずっと思い続けてくれる人はいないだろう

安易に商売を始める
ヒット商品をつくろうと言う考えは…

ある意味宝くじを当てるようなものなのかもしれない

1000の商品が店頭に並ぶ
1000を作るにはさらに商品開発段階ではもっと提案されている
その中で3つしか生き残ることはできない

その3つの利益でさらなる新商品を開発しなければ生き残れない

事業継続の難しさはそこにある

だからこそ『全量買い上げ』という男気のある商人
そーいう人が減ったなーっていまの世の中を見ると嘆くしかない

作り手にも商人にも良い時代はもう来ないだろう

いまやるべきことは目の前のお客様にモノを伝えること
この対面販売を大切にすることしかHIT商品を産みだすことはないと僕は思う

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Posted by moto1976 at 05:56│Comments(0)スーパー
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