2016年02月14日
●煮干しについて
●煮干しの添加物に関して
煮干しの酸化防止剤のことを否定する人が多くいます
表記された情報でモノを選ぶ人に多く見られます
だし用の煮干しは乾物の小売店が衰退したことにより
業界全体が委縮しました
流通量が減るということは生産者も減ります
どの業界にも言えますが問屋が機能しモノを集めること
それにより一般流通する商品を安定させます
いま本物の無添加のだし用の煮干しを求め
商品開発するのであれば相当苦労することでしょう
大手スーパーをはじめ他のこだわりのお店であっても
問屋任せであり浜から抑えることは難しいでしょう
鰹節は燻煙することにより表面をタールコーティングさせます
それにより酸化を防ぎながら鰹節に仕上げることができます
イワシの場合は加熱しその後も乾燥段階で酸化します
実際に流通する商品を見た際に酸化防止剤を
使用する煮干しの方が店頭段階では良品である場合が多いのです
また酸化防止剤を不使用と言いながらもほんの少し使う者もいます
これらはどの業界にも言えることなのです
いわしの場合は脂がまわったイワシはだしには向きません
そのあたりまでこだわりある程度の数量を確保するとなると
簡単には商品調達できるものではありません
少し知った人は産地や添加物の有り無し
その程度で選ぶでしょう
実際に煮干しを見て判断できる人は少ないでしょう
実際に大手のバイヤーとて販売数量を予測して
価格を決めた段階で数量を確保します
その結果があの売場なのです
僕はFBで昆布やお茶など販売しておりますが
これらは全て浜や畑をおさえてあります
協力者や仲間がいて初めて商品ができるものなのです
ものづくりというものは簡単なものではありません
無添加や無農薬を強調して売る場合に
どれだけ商品作りにこだわったかが試されます
それは品質が価格を越えると僕は表現しますが
買ったお客様が一番解るものなのです
ぼくはこれからも商品をつくり続けます
あなたは本当に僕を買い支えることができますか?
煮干しだっておさえると決めたら
1キロ10キロの話ではないのですよ!
まあ別に僕は常に売り切るのですが…
Posted by moto1976 at 19:44│Comments(0)
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